2021年10月22日 各会計決算特別委員会

この記事は約6分で読めます。

各会計決算特別委員会 第3分科会の議事録となります。
建設局所管分の内容について質問をしています。
決算年度は、2020年度となります。

動画は、以下のリンクより
https://nws.stage.ac/metro-tokyo-stream/arcplayer.html?list=C02_4&id=22&lecno=4
1時間8分5秒〜

関口健太郎
関口健太郎

よろしくお願いいたします。
 激甚化、頻発化する豪雨災害への対策として、調節池機能は極めて重要でございます。おととしの台風19号の際には、私の地元杉並区では、河川の氾濫で多くの方々が、不安を募りました。
 そういった中で、現在、都内においても、現在の調節池の整備状況と、おととしの台風19号時に発揮された整備効果について、まず伺いたいと思います。

都側
都側

都は、激甚化、頻発化する豪雨から都民の命と暮らしを守るため、護岸の整備と併せまして調節池の整備を進めており、現在、28の調節池を供用し、7か所で整備中でございます。
 2019年東日本台風では、過去最多となる21の施設で洪水を取水し、神田川・環状七号線地下調節池や白子川地下調節池では、容量の9割程度を貯留いたしました。
 その結果、例えば、環七地下調節池では、その下流の中野区内におきまして、推定で最大約1.5メートル水位を低下させるなど、溢水の未然防止に大きな効果を発揮いたしました。

関口健太郎
関口健太郎

杉並区は、都の調節池等の対策強化流域にあり、現在、先ほどご答弁もいただきましたが、7つの調節池の工事が東京都で進んでおりますけれども、そのうち2つは杉並区内にございます。
 現在、整備を進めている下高井戸調節池と和田堀公園の調節池の2020年度の整備状況について伺いたいと思います。

都側
都側

神田川の下高井戸調節池は、深さが約10メートルになりますことから、地中連続壁による山留めを設置した上で、掘削を実施いたしました。
 また、善福寺川の和田堀公園調節池は、調節池本体の掘削を進めるとともに、洪水を取り込む越流堤の構築に着手いたしました。
 引き続き、2021度末の取水開始に向け、着実に整備を推進いたします。

関口健太郎
関口健太郎

下高井戸調節池と和田堀公園調節池の整備は重要であると考えます。特に、地元の皆さんからも、そうした安堵の声を伺うところであります。
 特にこの周辺地域には、どのような効果を得られるか、期待されるか、ご答弁をいただければと思います。

都側
都側

2つの調節池は、東京都豪雨対策基本方針における対策強化流域であります神田川流域において、新たな目標整備水準である時間最大75ミリ降雨への対応に向けて整備するものでありまして、激甚化、頻発化する豪雨による水害軽減の効果を発揮するものでございます。

関口健太郎
関口健太郎

先ほどご答弁をいただきましたが、おととしの台風19号では、神田川・環状七号線地下調節池、容量の9割を貯留したということでご答弁をいただきました。中野や杉並の周辺住民の中では、やはりこの地下調節池、環七の地下調節池は、最後の頼みの綱という思いが非常に多くございます。
 環状七号線の地下広域調節池工事、これが今整備をされておりますけれども、2020年度の整備状況と今後の進め方について伺いたいと思います。

都側
都側

本工事は、現在供用中の神田川・環状七号線地下調節池をシールドトンネルにより北側に延伸するものでございます。
 シールドマシンの発進に当たりましては、既存の鉄筋コンクリート製の立て坑を直接切削する、これまでに事例がない工法を採用しており、途中段階で点検を行いながら慎重に進める必要がございました。
 そこで、2020年3月の切削開始後にシールドマシンを止めて点検を行いましたところ、ビットと呼ばれるコンクリートや鉄筋、土砂を掘削するための刃の損傷が確認されました。これを受けまして、損傷原因について調査を行いますとともに、有識者の助言を踏まえた対応策により切削を行ったところ、ビットの一部の欠損が確認されました。
 現在、こうした経緯を踏まえまして、5.4キロメートル全線のトンネル掘削の確実性と安全性を十分に考慮いたしまして、発進に向けた準備を進めております。今後とも、施工管理に万全を期し、工事を進めてまいります。

関口健太郎
関口健太郎

私は、環状七号線の地下広域調節池については極めて重要であると思っておりますし、早期の実現を望むものでありますが、今、ご答弁もいただきましたが、こういったいろいろな懸念事項もあるということで、ぜひ地元の皆さんへの説明ですとか、あるいは合意、あるいは安全性、これを1番に、第1に考えていただきながら、しっかり着実な取組を進めていただきたい、そう思っております。
 特に、この調節池機能につきましては、未来の東京戦略におきまして、水害から命と暮らしを守るハード整備等の推進として、調節池等の整備を進めていくといたしております。現在、256万立方平方メートルでありますが、2025年では、これに加えて約110万立方平方メートルを新規稼働とし、2030年では、それらに加えて約150万立方平方メートルを事業化するとのことであります。
 現在の数から約2倍の総貯留量を確保するということで、この計画には賛同いたしますが、しかし、計画倒れにならないよう、都として着実な取組を要望いたしたいと思います。

 続きまして、西武鉄道新宿線連続立体交差事業について伺ってまいります。
 井荻駅から西武柳沢駅間におきまして、来週10月26日の都市計画審議会において審議される予定でありまして、事業化に向けた手続が進んでおります。その区間の東側、野方駅から井荻駅間についても、早期に踏切の解消が必要であると感じておりますし、私も、この地元杉並でありますので、多くの皆さんから踏切の解消というお話を伺っております。
 そこで、野方駅から井荻駅間の事業化に向けた東京都の取組状況について伺いたいと思います。

都側
都側

西武新宿線の野方駅から井荻駅間には、開かずの踏切が13か所あるほか、補助第133号線など、都市計画道路が3か所で交差することになり、鉄道立体化による踏切解消が必要でございます。
 このため、本区間につきましては、国から連続立体交差事業の着工準備採択を受け、構造形式や施工方法の検討を進めているところでございます。

関口健太郎
関口健太郎

今、ご答弁もいただきましたが、開かずの踏切が13か所ということで、極めてこの地域の大きな課題であると思っております。
 連続立体交差事業については、地元の区、中野、今私が申し上げた中野や杉並でありますけれども、そうした区におけるまちづくりの取組、こうしたものが極めて重要だと考えております。
 そこで、野方駅から井荻駅間の事業化に向けた地元の区のまちづくりの取組状況について伺いたいと思います。

都側
都側

本事業の効果を高めるためには、地元区におけるまちづくりの取組が重要でございます。
 中野区におきましては、野方駅周辺のまちづくり整備方針策定に向け、本年7月に素案の意見交換会を開催いたしました。杉並区におきましては、2016年に西武新宿線沿線各駅周辺地区まちづくり方針を策定しており、今後、まちづくりの具体化に向けた検討をさらに進める予定と聞いております。

関口健太郎
関口健太郎

先ほど申し上げましたが、やはり地元からは、連続立体交差事業の早期の実現の声というものが非常に多く上がっております。
踏切の解消についても、極めて地域を分断してしまう部分がございます。早期の取組を要望といたしまして、私の質疑を終わりといたします。